Chairman greeting |会長年頭挨拶

会長 徳永 エリ
新しい年の訪れを心からお喜び申し上げます。
昨年夏の参議院選挙では、北海道商工連盟協同組合理事長であります、勝部賢志参議院議員にご支援を賜りありがとうございました。私は、選対委員長を努めさせて頂きましたので、皆様に大変感謝をしております。
物価高への対応と人材確保のために、2年連続で高水準の賃上げとなり、また、北海道でも最低賃金が昨年初めて1000円を超えました。しかし、物価高に賃上げが追いつかず、道民の暮らしは厳しい状況が続いています。また、人件費や仕入れコストなど経営経費が膨張したことで、中小企業の経営も大変です。日本経済の99.7%を占め、地域の雇用と経済を支える重要な存在である中小企業経営を持続可能なものにしていくために様々な課題を、スピード感を持って解決していかなければなりません。労働力不足、生産性の低迷、資金調達の難しさ、デジタル化の遅れ、そして、経営者の高齢化による事業承継問題等です。
国も税制や業務改善助成金による最低賃金引き上げ支援、価格転嫁や取引の適正化など様々な支援を行っていますが、課題解決に必ずしも繋がっていません。また、北海道においては人口減少や高齢化が日本全体の平均よりも速いスピードで進行しており、全国的に見ても深刻な状況ですから、地方の中小企業への影響は否めません。地方の人口を増やし、労働力を確保するためには外国人材の活用が不可欠です。今年から、これまでの技能実習制度を発展的に解消し、人材育成と確保を目的とした新しい外国人受け入れ制度、雇用就労に変わります。一次産業、飲食店などのサービス業、介護。また、ドライバー不足を受けて、外国人バスドライバーを導入する動きもあります。言葉や文化の違いを乗り越えて、共に働いていくための支援や新たな法整備も今後必要になってくるでしょう。いずれにせよ、中小企業の経営を守り、未来に繋いでいくために、今後も様々な政策提言をさせて頂き実現して行きたいと考えております。本年もよろしくお願い致します。
2026年1月
北海道商工連盟
会長 徳永 エリ(参議院議員)





